健康食品を理解するために - 大翔 -

一東洋医学的な考え方によるプロポリスの捉え方一
西洋医学とは:
化学合成薬品
東洋医学とは:
漢方薬(天然生薬が4種類以上配合)
健康食品とは:
民間薬≒プロポリス(天然生薬が1種類
従って、東洋医学的な考え方が必要

西洋医学と東洋医学との違い
西洋医学
東洋医学
・身体は様々な「部品=臓器・組織」が集合した一種の「精密機械」と捉える(心と身体は別)
・病気は身体を構成する「部品」の一つが「故障=異常・変調」と考える
・「部品の故障=病変部」が直接発見されるか、検査データにはっきり異常を示したものだけを「病気」と考える
・診断や治療は「病気=病名」によって方法が決められる
元の状態に戻すことが治療の目的
・人間は自然界の一部で、身体も様々な臓器や組織が密接に関連した「小宇宙」と捉える(心身一如)
・病気は全身の体内パランス(自然治癒カ、免疫力)が崩れ、異常を起こしていると考える
・「西洋医学的な病気」がなくても体内バランスの乱れがあれば治療する
・診断や治療は全身状態(患者の訴えなど)や身体の機能的な異常によって決められる
病前より健康になる(共存させる)ことが目的

東洋医学と西洋医学の考え方
東洋医学
西洋医学
特徴
神経系
・自律神経機能の総称
・生命活動のエネルギー源で体内のすべての臓器に影響を与える
ホルモン系
・循環器(心臓・血管系)と内分泌(ホルモン系)機能の総称ホルモン系
・血液で栄養素を循環させたり、ホルモンで生体を微調整させる
免疫系
・リンパ液・リンパ球を含めた免疫機能の総称
・生体の防御機能に影響を与える

化学薬品と漢方薬との違い
化学薬品
漢方薬
確実で強力な作用を持つ薬が「良い薬」
即効的な特効薬が理想的
・病気の原因を治す「成分(単一成分)」を追求
・作用が強力なら、副作用や毒性が強くても評価する
・作用の仕方は身体の特定の所に限定される
・健康な人に使用しても一定の作用を示す
・生薬中(天然物)の有効成分を抽出、または類似物賢を化学合成する
・単一成分
・化学合成されているので、常に同じ作用が得られる
・薬効が強く、即効性がある
・副作用がある
服用を中止すると症状が悪化することがある
作用が弱くても、副作用がない薬が「良い薬」
・即効的な効果より、長期間飲むことで体力を強化できることが理想的
・自然治癒力を強化し、体内バランスを正常化する「処方」を追求
・作用する揚所は身体の多岐にわたる、全身に作用する
・身体のバランスが乱れた時によく作用する
・生薬中(天然物)に含まれる多くの成分だけを使用、化学合成はしない
・複合成分
・作用、効果も多彩で多方面にわたる
・効き方が緩やかで、効果が出るのに時間がかかる
・副作用がない
・服用を中止しても悪化することがない 

ガン予防14カ条 第 8回 日本癌コンべンション ■ 東洋医学の病気のとらえ方